日本から遠いところ、日本人観光客がいないところへ行きたい。
冬のスポーツに挑戦出来るところ、さらに絶景が楽しめるところへ行きたい。
そんな思いから北欧の中でもウインタースポーツ王国ノルウェーに行くことを決め、
最も興味あるトロルトゥンガへ雪山登山の相談に乗ってくれた唯一の旅行会社、
(株)パーパスジャパンに全ての手配を依頼した。
期間:2020年1月16日〜2020年1月23日
福島 様
GON-001644
日本から遠いところ、日本人観光客がいないところへ行きたい。
冬のスポーツに挑戦出来るところ、さらに絶景が楽しめるところへ行きたい。
そんな思いから北欧の中でもウインタースポーツ王国ノルウェーに行くことを決め、
最も興味あるトロルトゥンガへ雪山登山の相談に乗ってくれた唯一の旅行会社、
(株)パーパスジャパンに全ての手配を依頼した。
冬は極夜の時間が長く、午後4時35分トロムソ空港に到着したときはすでに暗かった。
その暗闇の中を空港バスに乗り、宿泊先のスカンディックイシャフスホテルにチェックイン。
町の中心で海や港に面した最高の立地条件で、最高に眺めが良い部屋を用意してくれた。
また、アクティビティーデスクの女性が親切で行きたい場所を全て教えてくれた。
まずは1800年代から「北欧のパリ」とも称される市街地を一望したく、
全長1036メートルのトロムソ大橋を渡り、ロープウェイに乗ってストールシュタイネン山へ。
すでに夜6時半過ぎの遅い時間だったせいか、ほとんど人の姿はなかった。
標高420メートルの山頂から暗闇の中で見た、宝石のように光り輝く夜景。
初めての北極圏に興奮と感動が収まらなかった。
下山後、最初に訪れたかったビアホールが貸し切りだったため、もう一つのお目当て、
1911年に創業したノルウェー最小のパブ「ロケッツ」へ。
町で最も古い建物の一つとしても知られ、地元の人々に愛される人気店。
北極圏の先住民族サーメ人に親しまれて来たトナカイ肉を使ったホットドッグが最高に美味しく、
身も心も温まった。
2日目の朝、ストールシュタイネン山を望めるホテルのレストランで食事。
その宿泊代に含まれた朝食の豪華さ、食べ放題の種類や質の高さに驚いた。
特に、ノルウェーは物価が高いと聞いていたのでブランチ気分で腹ごしらえ。
夜明けを待って、再び徒歩とロープウェイでストールシュタイネン山へ行き、
トロムソ島の周りを囲む海や壮大な雪山の大自然を目の当たりにした。
午後は初めてのクロスカントリースキーに挑戦。
北欧では雪上の生活移動手段として発達し、地元に人たちが日常的に楽しむ人気スポーツ。
アクティビティーデスクの女性が教えてくれたアウトドアショップで道具一式を借り、
インストラクターによる指導のもと、町の近くに居ながら3時間も大自然の中を疾走。
スキー王国で憧れのスポーツを楽しめたことに大満足だった。
ホテルの部屋からも見える人気シーフード料理店「フィスケコンパニエ」で夕食。
ノルウェーの伝統料理をベースに西洋風にアレンジした創作料理に人気があり、
ワインを飲みながら海洋国ならではの新鮮なタラバ蟹やタラ料理などを堪能。
その日、海で獲れたての魚介類を使った料理を港沿いのレストランで楽しむ食文化も体験出来て、
最高に充実した一日を過ごせた。
3日目は土曜日午前10時の開店と同時に人気老舗パブ「ウルハーレン」へ。
世界最北のビール醸造所マックビールが運営し、地元の人たちで大賑わいのビアホール。
店の象徴とも言うべき北極熊の剝製が異彩を放ち、バーには50種類以上のタップが並ぶ。
中でも、地元の銘柄でバーテンダーが一番人気というマックピルスナーを注文。
その格別な一杯を味わいながら、北極圏の町に別れを告げた。
フィヨルド王国の玄関口であり。中世の面影を残す港町。
また、ディズニーの大ヒット映画「アナと雪の女王」のモデルになった町として有名。
空港からエアポートバスに乗り、宿泊先のザンダーKホテルにチェックイン。
何と、ベルゲンの鉄道駅やバスターミナルに隣接した最高の立地条件だった。
早速、ホテルから徒歩約10分のところにある世界遺産ブリッゲン地区の歴史的な街並みや、
国内有数の漁獲量を誇る港前広場の魚市場などを見学。
鮮魚店売り場の奥にあるレストランでお勧めのサーモンから貝や甲殻類の
盛り合わせなどを注文し、新鮮なエビやカニなどを思う存分満喫。
シーフード好きには堪らない最高の美味しさだった。
4日目の朝、極夜の空が明るくなり始めるのを待って、
7つの山の懐に抱かれた自然豊かなベルゲン市街の東側にあるフロイエン山へ。
標高320メートルの山頂から世界遺産都市であり、ヨーロッパの文化都市であり、
900年以上の歴史を持つ街並みと海、それにフィヨルドが織り成す景色を一望。
歴史と文化、自然を一度に経験出来る魅力的な町に感動を覚えた。
そのあと、まだ朝の静けさが残るブリッゲン地区を散策。
1070年オラフ・ヒッレ王が入港し街を建設して以来、世界中の人々を魅了。
13世紀にハンザ同盟が波止場に商館を開設し、その歴史と伝統をいまに残す三角屋根の木造家屋。
ディズニー映画「アナと雪の女王」にも影響を与えた街並みがこれまた深く心に刻まれた。
ベルゲン市内のバスターミナルから長距離バスに乗り、
途中で入り江をフェリーで渡り、約3時間掛けてオッダに到着。
雄大なソルフィヨルドの先端に位置し、かつては製錬所、現在は水力発電で
発展した人口約7000人の田舎町。その町の中心にあるハーデンガーホテルの部屋から
フィヨルドを眺める。いよいよ、旅のクライマックスだ。
5日目の朝7時、山岳ガイドの車でホテルを出発。
ノルウェー南西部、ハダンゲルフィヨルド地帯にある断崖絶壁に突き出た妖精の岩、
トロルトゥンガへの挑戦。冬は危険なため登山禁止の中を山岳ガイド同伴で挙行。
その出発点となるシェッゲダルから往復約28キロ、所要10~12時間の険しい道のり。
自分一人だけのために若い見習いのガイドも同行してくれ、3人で登った。
日本では雪山を経験し、世界遺産熊野古道約34キロの道のりを8時間弱で踏破もした。
だが、外国で登山初挑戦の緊張感か、雪深い山中を果てし無く歩くせいか勝手が違った。
それでも、何とか一生に一度は訪れたい絶景に出会い、遂に妖精の岩に辿り着いた。
その日、ドイツから来た青年2人とすれ違ったが、登頂に成功したのは我々だけ。
帰途は終点手前で初めてスノーモービルに乗せて貰い、爽快な気分も味わえた。
6日目の朝、トロルトゥンガの余韻に浸りながらオッダの町を散策。
高台まで歩いて、20世紀以降に製錬業で栄え、その名残として労働者住宅が密集する
町並みを一望。だが、最近はレトロな工業の町からトロルトゥンガの町として人気。
と言っても、夏に大勢のハイカーで賑わう時期と違い、冬は人影が殆どなく、
まさに北欧の田舎町といった閑静な佇まいだった。
ホテルの支配人に帰りの交通手段について相談したところ、
オッダからヴォス経由でベルゲンまで鉄道も利用出来ることを発見。
ソグネフィヨルド観光の乗り継ぎ駅ヴォスからノルウェー国鉄のベルゲン急行に乗車。
そこは2005年フリースタイルスキーW杯でモーグルの上村愛子選手が優勝した
思い出の地でもあり、大好きな鉄道の旅も出来て大満足だった。
ベルゲン最後の夜はまた大好物のシーフードにも引かれたが、
世界遺産ブリッゲンのレストラン「ブリッゲロフテ&ストゥーエネ」で
地元の人気銘柄ハンザビールを飲みながら伝統的な家庭料理バカラオを堪能。
北極圏トロムソからベルゲン、オッダ、そして絶景の岩場トロルトゥンガと
完璧な旅を終え、すっかり大自然に包まれたノルウェーの虜になった。
そして、真冬のノルウェーという寒い時期だったせいか、
現地滞在中に中国人は結構見掛けても、日本人とは全く会うことがなかった。
これぞ、自分だけが体験したい海外旅行の醍醐味であり、一人旅のこだわり。
(株)パーパスジャパンの旅行手配担当者、岩越氏の迅速な対応や手配などのお蔭で
我が人生最高の旅が出来たといっても過言でない。
何よりもまず、真冬のトロルトゥンガ登頂おめでとうございます!!これぞ冬の一人ノルウェー旅といえる素敵なレポートありがとうございます。過酷な登頂になる事は予想していましたが、無事登頂され、記念のお写真も拝見出来て、、思わず自分が登頂したように嬉しさがこみあげてきました。福島様にお問合せを頂き、お手伝いが出来た事は、わたくしにとっても一生の思い出です。この度は弊社をご利用頂き誠にありがとうございました。