パリには冬に行ったことがありましたが、緑と花のきれいな時期に憧れており、本当は2年前の同じ時期に旅行をする予定でしたが、コロナの影響でキャンセルせざるを得ない状況になってしまいました。
今年もまだまだコロナ禍であり、計画を始めた頃では、数ヶ月先の状況も読めずにとても迷いながらでしたが、7月限定と考えていたので、もう1年、2年待たずに決行しました。
ご担当頂いた芦村さんには、旅行の手配から、コロナにおける入国・帰国の準備など細やかに教えて頂き、安心して準備を進めることができ、とても楽しい旅行を経験することができました。
【 DAY① 】
成田 → パリ・シャルルドゴール空港へ。(AF275)
飛行機は満席。飛行ルートが日によって変わるようで、当日は北回り15時間越えのフライトで長かったですが、上空からのアラスカなどがめずらしい景色見られました。
空港に着いてからはさほど時間はかからず出られました。ホテルへ送って頂き、当日は夜なのでそのまま翌日に備えました。
【 DAY② 】
・ヴェルサイユ宮殿 ・オランジユリー美術館 ・シャンゼリゼ通り ・凱旋門
朝一番にRER-C線でヴェルサイユ宮殿に行きました。宮殿の中は素晴らしく、そして広い庭園は噴水や花がとてもきれいでした。
15時過ぎにはパリへ戻り、第1日曜日はいくつかの美術館が無料、シャンゼンゼ通りが歩行者天国という特別な日なので、オランジュリー美術館、シャンゼリゼ通りを散策しました。車のない歩行者天国はとても新鮮でした!
【 DAY➂ 】
・ジヴェルニー ・モンマルトル ・オペラ
サン・ラザール駅からTERとシャトルバスを乗り継いで、ジヴェルニー・モネの家と庭園に行きました。夏に行きたかった一番の目的は、睡蓮の池と花いっぱいの庭園の見ること!色とりどりの花が咲いていてとてもきれいでした!
14時過ぎにはパリへ戻り、モンマルトルとオペラ散策をしました。どちらもとても賑わっていました!
冬には出会えなかったプチトランにも乗ることができ、モンマルトル一周はおもしろかったです。
【 DAY④ 】
・コルマール ・ストラスブール
1泊するのは荷物移動など大変なので、なんとか日帰りで周りたいと考え、パリ東駅からTGVに乗ってコルマールへ行きました。
10時にスタートして街を周り、ランチをとってストラスブールへ移動しました。
コルマールはかわいらしく、美女と野獣の舞台となった景色をこの目で見られて感動しました!ストラスブールは街中が世界遺産ということでクルーズでも一周しました!とても素敵なところです。
だいたい4時間ずつの観光でしたが、予定していたところは周ることができ、街並みと料理と人々の雰囲気も、パリとはまったく違う1日を楽しむことができました。
パリへ戻ったのは22時を過ぎていましたが、日の入の遅い夏だったので、不安を感じることはありませんでした。
【 DAY⑤ 】
・チュイルリー公園 ・ノートルダム大聖堂 ・サンジェルマン・デ・プレ
夏の公園や広場はとても気持ち良く、椅子に座ってのんびり過ごしている人もたくさんいて賑わっていました。
前はコンコルド広場にあった観覧車がルーブル美術館の方に移動していて、びっくりしました!
今は悲しい状況になっているノートルダム大聖堂も見に行き、早く復旧できるよう、お祈りしてきました。
【 DAY⑥ 】
・セーヌ川 ・マレ
午前中はセーヌ川クルーズ、午後からはマレ地区を歩いて周りました。
マレ地区はデパートやお店、新しく開発されたような場所もあり、とてもおもしろかったです!
【 DAY⑦ 】
・エッフェル塔界隈 ・シャンゼリゼ通り
エッフェル塔は、朝一で並びスムーズに入れました。昼くらいからは長蛇の列です。
天気も良く、見下ろす景色は最高です!
午後はエッフェル塔界隈を散策し、旅も終わりなので、もう一度シャンゼリゼ通りにも行きました。
日の入が22:00近いので時間の感覚が分からなくなるくらいです…夕暮れの写真は22:10くらいで、まだまだシャンド・マルス・公園はたくさんの人が盛り上がっていました!
【 DAY⑧ 】
7時にホテルへ迎えに来て頂き、空港へ行きました。ちょうど夏のバカンス初日だったようで、空港は大混雑でどこが何の列だか分からない状態でした。出国手続きのところまで付き添って頂いたので、無事に進むことができ、遅延はありましたが満席の飛行機で成田へ帰りました。(AF276)
My SOSアプリの事前登録をしていたので、成田空港はとてもスムーズに出られました。
~ 今のフランス・パリの状況 ~
■コロナ禍と感じることはまったくと言っていいほどありませんでした。(消毒台はありますが、レストルームのハンドドライヤーは使えます)マスクは地下鉄・バスではしている人もいて、屋外の街中でもちらほらと見かけました。なので、自分たちが密なエリアだなと感じた時に周りを気にせず、マスクを着用することができました。
どこもとても人が多く、賑わっていました。
朝は少なく、夜は遅くまで盛り上がるようで、ランチタイムは少し早めに、ディナーも19:00くらいにスタートすればすいています。私たちが出る頃に、どんどん増えて列ができて…という感じでした。
■PCR検査はこちらの旅行記でも紹介されていた「Richelieu Medical Analysis Laboratory」に行きました。検査と、翌日受け取りのため、2日に渡って行きましたが、散策の中で立ち寄れるところにあります。日本語は通じませんが、簡単な英語で問題なくやりとりができ、予約はできませんが2日間とも30分かからず済みました。(12時にPCR検査、当日22時にメールで結果が届く、翌日陰性証明書フォーマットを持って行き書いてもらう)
■夏のパリは、街中も公園や広場も緑と花が本当にきれいです。
気温はだいたい25~26度でしたが、陽射しが暑かったです。カラっとしているので蒸し暑さはまったくありません。屋内もあまり冷房は効いていなく、上着などはほぼ必要ありませんでした。いつもは冷房が効いているようですが、おそらく電力をおさえているのではないかと聞きました。
そして最後に、2024パリオリンピックに向けた準備の様子が見られました。コンコルド広場~シャンゼリゼ通りにかけては観客席が作られていて、これは今しか見られない様子で、2年後はすごく盛り上がるだろうなと楽しみに思えました!
実際に行くまでは不安の拭えない状況でしたが、結果として最高の時間を過ごすことができました!今回もご担当頂いた芦村さんには本当に感謝しております!ありがとうございました。