フィンランド:イナリ、サーリセルカ、ロヴァニエミ、ヘルシンキ
エストニア:タリン
期間:2022年10月5日~2022年10月17日
I 様ご夫妻
GON-001683
フィンランド:イナリ、サーリセルカ、ロヴァニエミ、ヘルシンキ
エストニア:タリン
フィンランドではほとんどキャッシュを使うことがないということだったので、成田空港ではとりあえず30ユーロほど両替しました。
円安がピークを迎えていいてなんと1ユーロ147円!高い、、、
成田発21時40分のフィンエアでヘルシンキ空港へ。
フィンエアを利用したのは初めてでしたが、クッションやペーパーナプキンがマリメッコデザインで、マリメッコ好きな私はすでにフィンランドに来た気分でテンションが上がりました♪
長時間のフライトだったので、映画をと思いましたが、映画の種類がそんなにないのと、日本語字幕・吹き替えがなかったので、ほとんど見れませんでした。
ただ、幸いなことに(?)コロナと円安で乗客が少なく、席がガラガラだったので3席使ってゆっくり横になりながら過ごせたのでよかったです(みんな同じようにして休んでいました)。
イナリ到着 念願のオーロラ鑑賞!
直行便で飛行時間はちょうど12時間ほど。時差が-6時間のため、ヘルシンキ空港には3時半に到着。
次のイナリ空港の乗り継ぎは9時だったので、空港を散策したり、仕事をしたり、仮眠をとったりして過ごしました。マスクを着けている人はほとんどいなかったです。空港内で販売している一番安いサンドイッチが10ユーロという事実を目の当たりにし、一抹の不安を感じながら搭乗、イナリ空港へ。
飛行時間は1時間半ほど。荷物を受け取り到着ロビーへ向かうと、ホテルコルピカルタノのボードを持った男性が待っていてくれました。結構雨が降っていたので、今日はオーロラは見れないだろうと思いながらもツアーはやるかどうか聞いてみると、今日はやらないとのこと。ですよね。。。
少し落ち込みながらも、空港からは車で1時間ほどコルピカルタノに到着。若い女性のスタッフ(ベラさん)が、サウナの使い方やレストランの利用時間などとても親切に説明してくれました。防寒着や靴なども無料で貸し出してくれました。オーロラが見たいと話したら、「明日はオーロラツアーをやるよ」ということだったので、早速予約をしました。改めて今日はオーロラが見えるかと聞いたら、「今日は天気が悪いから難しいかもね」とのこと。ですよね。。。(2回目)
地下にあるサウナは各一部屋1日1時間(事前にドアの前にあるタイムスケジュール表に利用時間を記入)ですが、宿に泊まっているのは私たち一組だけなので、入り放題とのことでした。お部屋は小さい別途が二つとソファーが一つ、キッチンコンロもありました。トイレもシャワーもついています。こじんまりとしているけど清潔感のあるお部屋でした。
荷物を置いて、小雨の中ホテル周辺を散策しました。すぐそばに湖があって、ちょうど男性が一人ボートを漕ぎだすところでした。こんな寒い雨の中でもボートを漕ぐのか、さすがフィンランドは違う!とよく分からない感想を抱きながら、散策。
敷地内には焚火ができる小屋もあったので、火を起こそうとしましたが、マッチが湿気ていたので起こせず、また明日リベンジすることにします。
雨に濡れて寒かったので早々にホテルに戻りゆっくりしました。
夕方5時くらいになると雨も上がっていたので、ホテルが貸し出している自転車で付近を散策しました。風は強かったですが、針葉樹の大自然に囲まれ、誰もいない静かな中でゆっくり散策ができてとても贅沢な時間でした。
帰ってきて18時40分くらいに1階のレストランで夕食。ビュッフェ方式でシカ肉のハンバーグやマッシュポテト、ベリージャムなどがありました。黒パンもあり、どれもとてもおいしかったです。食後はブラックティーをいただきました。
オーロラは諦めて寝ていると、21時くらいにベラさんがドアをノックしてくれて「オーロラがでてるよ!」と教えてくれました。
急いで準備をして外にでると、空一面にオーロラが広がっていました。人生初めてのオーロラは言葉で表現できないほど綺麗で、幻想的でした。あの時のオーロラは一生忘れることはないと思います。刻一刻と変化するオーロラに感動しながら、撮影したり、鑑賞したりしているとあっという間に1時間くらいが経っていました。
オーロラが薄れてきたので部屋に戻り少し休憩しましたが、24時頃再びオーロラの気配を察知し、外へ。今度はピンク色のオーロラがでていました。オーロラが風にゆらゆら揺れて、まるでダンスしているかのようでした。夜になるにつれてどんどん寒くなり、30~40分くらいで退散しました
一旦就寝しましたが、またオーロラの気配を察知して、3時半くらいに外へ。さっきより薄めのオーロラが消えたり現れたりして、これまた幻想的な光景でした。流れ星も何回か見ることができました。
とても寒かったので、昼間に行った小屋で焚火をして、4時から5時くらいまでゆっくりあたたまりました。5時半くらいに再び就寝しました。
イナリ湖オーロラツアー
6時半くらいに起床し、朝日を見に外へでますが寒すぎて速攻退散。朝日は宿の裏側だったので、部屋の中から朝日を見ることにしました。
8時半には朝食へ。ビュッフェ方式で、オートミール粥とパン、ピクルス、チーズ、サラミ、ハムなどがありました。
昨日の夜、急遽延泊することになった(本当は昨日で帰る予定だったけど、夜にオーロラが見えそうだったので1日延泊したとのこと)イタリアとスペインの夫婦も一緒でした。
食後少し休んでから主人がボートを漕いでくれて湖へ。風が強かったので長くは入れませんでしたが、貴重な体験ができました。
その後はベリー摘みをしたり、自転車で大通り沿いをサイクリングしたりと自然を満喫しました。何もないのですが、何もないことがこの上なく幸せで、贅沢な時間でした。
戻ってきてから1時間ほどサウナへ。60度くらいでほどよく汗をかき、2セットはいりました。貸し切りなのでロウリュし放題でした。晴れた中での外気浴がとても気持ちよかったです。
部屋に戻ってからはカメラの撮影の練習をしたりして小休憩をはさんで夕食へ。この日はサーモンのクリームディル焼きとトマトクリームスープ。サーモンは肉厚で脂がのっていてとてもおいしかったです。デザートは手作りのブルーベリーケーキ。こちらも甘酸っぱくておいしかった。おなかがすいていたのでたくさん食べました。
夜は20時半からオーロラツアーへ。最初のポイント(場所はわかりませんでしたがとても広く開けた道路)では星はたくさん見えましたが、オーロラは見えず。30分ぐらい粘りましたがオーロラは現れず、次のポイント(イナリ湖)へ。その道中にオーロラを発見し、路肩に車をとめてしばし撮影。遠目に結構きれいに見えました。
イナリ湖では湖の水面と空のダブルオーロラの鑑賞に成功!ダブルオーロラすごくきれいでした。コルピカルタノのご主人がホットベリーアップルティーを用意してくれて、みんなでいただきました。イナリ湖はラップランドの中で一番大きい湖とのこと。コルピカルタノのご主人もベラさんの写真を撮影していて、すごくきれいな写真が撮影できていました。ご主人が使っているアプリを教えてもらったので、次回使ってみようと思います。
1.5時間~2時間のツアーのはずでしたが、帰ってきたのが23時半くらいで、かなり長く付き合ってくれて感謝です。夜も遅いから明日の朝食は9時半でいいよと言ってくれました。優しいお気遣いにこれまた感謝です。
4時くらいに外の様子を見に行きましたが、雲が多くオーロラは見れませんでした。
イナリからサーリセルカへ。ノーザンライツビレッジ
あっという間にコルピカルタノ最終日です。7時半くらいに起床し、荷物の整理をしてからホテルの周りを散策。目を閉じて自然の音を聞いているだけで幸せな気分になれる不思議で魅力的な場所でした。
9時半に朝食をすませ、11時にコルピカルタノをあとにします。
ご主人の運転で12時半ごろノーザンライツビレッジサーリセルカへ到着。チェックインは15時でしたが、ホテルのマネージャーを名乗る人がチェックインを済ませてくれました。とても陽気で親切なおじさまで、宿の説明を丁寧にしてくれました。
ノーザンライツは敷地内に80のオーロラキャビンがあり、すべて天井がガラス張りになっていて、キャビンの中からオーロラ鑑賞ができます。
オーロラツアーもあり、ロシアとの国境でオーロラ鑑賞ができるとのこと。今の情勢的に大丈夫なのか聞きましたが、「安全だよ」と笑っていました。今日は曇りだったので、レセプションで予約をし、明日行くことにしました。
荷物を自分たちのキャビンに運んでもらってから、施設内にあるハスキーハウスに向かいました。ハスキーたちは運搬用の長い小屋に入っていて少し気の毒でしたが、吠えることもなくおとなしくしていました。少し離れた小屋に子犬もいて、こちらは元気いっぱいに吠えてかわいかったです。
ノーザンライツ周辺にはシウラという小さなスーパーがあり、そこで必要なものはそろいそうでした。
ホリデイクラブなどのホテルが建ち並ぶサーリセルカのバス通り沿いを進むと、ウルホケッコネン国立公園というナショナルパークがありました。夕方に差し掛かっていたので少ししか散歩できませんでしたが、広大な敷地には鮎も泳ぐ川があったりと。自然豊かで非常に綺麗な場所でした。すべてが好み!
ナショナルパーク付近にはオーロラスポットがいくつかあるようで、ここで鑑賞するのもいいかもしれません。
ノーザンライツでも無料で防寒着(オーバーオール)と靴、手袋を貸し出していたので明日のオーロラツアーに備え、先に借りてから18時に夕食へ。フィンランドらしい食事は少なかったですが、ビーガン料理や多国籍料理がビュッフェ方式でいただけました。スモークサーモンがおいしかったです。私たち以外にも3~4組ほどの宿泊客がいました。
その後は部屋に戻り、20時時点で曇り空のためオーロラは全く見えず。
そこから仮眠をとり、23時半ごろ、部屋の中からオーロラを鑑賞できました。コルピカルタノでみたオーロラと比べると小規模でしたが、あたたかい部屋の中からゆっくりとオーロラ鑑賞できて大満足♪素晴らしいロケーションでした。
ちなみにキャビンの暖房は十分に効きます(効きすぎて暑いくらい)が、お風呂のシャワーは10分経過すると水になってしまうので注意が必要です。30分待てばお湯がでるとのことでしたが、30分以上かかりました汗
キャビン内にタブレット端末が設置されていて、オーロラが出現するとアラームで知らせてくれるとのことでしたが、滞在中アラームが鳴ることはありませんでした(後からレセプションのお姉さんに聞いたら、手動で管理しているとのこと!アラーム担当の人がサボっていたのかもしれません笑)。
各キャビンとの間隔が離れているので音は全く気になりませんでしたが、カーテンがないので、部屋の中は外から丸見えになります。
ロシア国境でのオーロラツアー
4時半ごろに目が覚めてしまい、旅行のスケジュールを確認したりしていました。
朝食もビュッフェ方式で、種類も豊富。毎食のデザートがあるのがうれしかったです。
この日はハスキーハウスにいったり、周辺を散策したりしてゆっくり過ごしました。
午後は受付スタッフのお姉さんが教えてくれたイナリ方面のタワーを目指して散歩しました。お姉さんによると1キロくらい歩けばすぐ着くわよという話でしたが、おそらく1キロ歩いてもタワーは見えません。結局丘の頂上まで登ることになり、軽いハイキングになりましたが、そこからの眺めが絶景でした。サーリセルカが一望でき、ちょうど夕陽も見ることができて素晴らしい時間になりました。
帰り道も針葉樹と夕焼けが綺麗で、ムーミンの森を楽しみながら宿に戻り、夕食をいただいてから、8時からオーロラツアーに参加。
空は快晴で、集合場所に行く前に長いオーロラを見ることができました。期待に胸を膨らませ、車に乗り込み、定刻より少し早く出発しました。この日は満月の光がかなり強く、外は明るかったです。
国境に到着したのは21時すぎくらいで、湖に橋が架かっていて、橋をはさんで右がロシア、左がイナリということ。川の向こうにロシアが見えました。戦争中とは思えないほど穏やかで、静かな場所でした。
橋の上でオーロラを待ちますが、雲がかかっていてなかなか現れず。
しばらくすると、スタッフの方々が橋の上は寒いからと言って森の中で焚火をしました。ツアーに参加していたイギリス人グループとブラジル人の女性とスタッフで、焚火を囲み談笑しながらオーロラを待ちます。寒かったですが、焚火と、スタッフがお湯を沸かし作ってくれたベリーティーとみんなとの会話で楽しく過ごすことができました。
ハネムーンで来たと話すと、みんながおめでとう!と言ってくれて嬉しかったです。
30分ほど温まった後、雲が明けてきたので橋に戻ると、ロシア側の空にオーロラが見えました。ただ、肉眼でも確認するのがやっとというくらい薄いオーロラだったので、少し残念でしたが、ロシアの国境に来られたことが貴重な経験と思い、帰路へ。
帰る途中、オーロラが出ていると車を停めてくれて外に出ると、この旅で一番大きくて明るいオーロラが一面に広がっていました。
肉眼でも緑とピンクが分かるくらい濃くて強いオーロラで、まるでカーテンのようにゆらゆらと揺れるオーロラ!
撮影もしましたが、せっかくこんなに綺麗なオーロラだからということで、撮影はやめて、自分の目に焼き付けました。カーテンのようでもあるし、ピアノの鍵盤のようでもあり、なんだかメロディーが聞こえてくるような不思議な感覚でした。
10分くらいで薄くなってきてしまったので、車に戻り、宿に戻ったのは24時くらいでした。
寒かったこともあり、すぐに就寝。
旅も折り返し地点
4時過ぎに目が覚めて外をみるとオーロラが見えたので、外で撮影してからもう一度寝なおしました。その後9時過ぎに朝食に向かいました。
昨日のイギリス人グループがパンを焦がして防火シャッターが降りるという珍事件もあり、朝から楽しい雰囲気でした。
連日のオーロラ鑑賞で疲れがたまっていたので、この日は周辺を少し散策した後、夜のオーロラ鑑賞に向けて小休憩。しかし夕方ごろから天気が崩れ、夜のオーロラ鑑賞はやむなく中止。
部屋の中からオーロラ鑑賞を試みるも、天気は回復せず、夜もオーロラは見れませんでした。
明日は移動が多いので、体力を回復するのにちょうどよかったかもしれません。
サンタクロースビレッジからロヴァニエミへ
8時40分発のバスに間に合う様に、荷物をコテージの前に置いて早めの朝食へ。
バス停までは少し距離があるので、ホテルの車で送ってもらいました(有料5ユーロ/1人)。
バス停に着くと、同じバスを待つ日本人の4人家族と会いました。仕事の関係でイスラエルに住んでいて、そこから旅行でオーロラとサンタクロースに会いに来たということでした。
久しぶりに日本人と話ができて楽しかったです。お兄ちゃんと妹ちゃんが一生懸命話しかけてくれて可愛かった♡
天気は昨日に引き続きあまり良くなく、小雨でした。バスが到着し、名前を告げて乗り込みます。日本の高速バスと似た長距離バスでした。旅行客というよりは現地の人が多い印象でした。
一回のトイレ休憩をはさみ、サンタクロース村へ。降りたのは私たちと日本人家族のみでした笑。さすがオフシーズン。
サンタクロースビレッジには赤い建物が立ち並び、クリスマスソングが流れるエントランスで一気にクリスマス気分に。雪が降っていたらもっとロマンティクな雰囲気なのだろうなと思いました。
荷物を預けてからオーナメントのお店をはじめ、クリスマスグッズが揃うお店でショッピングしました。どのお店も可愛くてここでしか買えない特別感があり、テンションが上がりました。閉まっているお店もありましたが、十分買い物を楽しめました。
ちなみにオーナメント屋さんは写真撮影が禁止なので注意が必要です。店内で電話している方がいたのですが、外に出るように言われていました。
オーナメントと小人のぬいぐるみを2体購入し、サンタクロースに会いに行きました。が、ちょうど私たちが着いた頃にお昼寝タイムに入ってしまったので、周辺を散策することにしました。
奥の方にトナカイ小屋があったので、入ってみることにしました。
有料ですが、放牧されたトナカイに餌やり体験ができます。小さなトナカイから大きなトナカイまでいましたが、お腹が空いているのか、結構積極的に餌目掛けて向かってくるので、少し怖くて逃げ腰で餌やりしました笑。
角から血が出ているトナカイがいたので、どうして出血しているのか聞いたところ、毎年生え変わるのだそう。後で知りましたが繁殖期を過ぎると落ちるそうで、落角(らっかく)というそうです。毎年あんなに立派な角が生えてくるなんて、不思議です。
トナカイと戯れた後は、サンタクロース・オフィスの前にある北極線で撮影。朝バス停で会った日本人家族と再会したので、写真を撮っていただきました。日本人家族はサンタクロースの昼寝前に会えたということで、凄く良かったと話していました。子供たちはだいぶ緊張していたみたいです。
そんなこんなでサンタクロースに会いにクロース・オフィスへ。
サンタクロース・オフィスの扉を開き、薄暗い通路を通り抜けクリスマスの時間を調節する不思議な時計を過ぎてさらに進むと、一番奥の部屋で、サンタクロースに会えるという作りでした。道中はドアの鍵穴を覗くと、スタッフがプレゼントの準備をしているところを見れたりと、楽しみながら進めます。
部屋の前でスタッフのお姉さんにどこから来たかたずねられ、国名を言ってからサンタクロースに会いました。
最初は英語で話しかけますが、サンタクロースは最初から最後まで日本語(しかも関西弁)でしたので、こちらも終始日本語で楽しく話しました。東京の郊外にも詳しくて(多摩方面も知っていた)、日本の地理に詳しかったです。さすが全国を巡るサンタクロース!!
オーナメントにサインをもらえるか聞くと「マジックは持っていないです〜すみませーん」と断られてしまいましたが、「ちょっと待ってくださいね〜」とポケットからポストカードを取り出し、サインを書いて渡してくれました。さらに先程購入した小人の人形に”アリ“と”ムレ“と名前までつけてくれました。
サンタクロースビレッジを満喫し、バスでロヴァニエミに向かいます。
バスに乗りましたが、バス停名の掲示もアナウンスもないので、どこで降りていいのか分からず、運転手に教えてもらいました。
ロヴァニエミはマクドナルドやショッピングセンターなどがあり、やや都会といった印象でした。
ホテル(Hotel café Koti)でチェックインし、明日の朝のタクシーを予約してから一番大きいレヴォントゥリショッピングセンターに出掛けました。アパレルや飲食店などが入っており、Kappahlというお店で、姪っ子にベビーグッズを購入しました。子供服がとても可愛かったので日本にも進出してほしい。。。
スーパーでは日本製品もいくつか売られていましたが、すべてが高くてびっくりしました。
ゴールデンカレーが9.9ユーロ(1,500円くらい)で売られているのには驚愕しました笑
ウィンドウショッピングをした後、おなかがすいたので夕食へ。
時間も遅かったのとフィンランド料理以外のものが食べたくなったので、ホテルの近くのイタリアンで食事しました。
ホテルに戻ってきて気づいたのですが、ここのホテルにもサウナがついていました。19時で終了しているので入れませんでしたが。本当にフィンランドはどこでもサウナがあります。むしろサウナがないところがなく、北欧ならではの文化に触れられました。
この日は次の日も早かったので早めに就寝しました。
ヘルシンキ観光
担当の岩越さんが事前情報で、エアポートバスが運休中なのでタクシーを利用してくださいと教えてくれていたので、9時15分の飛行機に乗るため、早めの朝食を終えてタクシーでロヴァニエミ空港へ。30分ほどで到着しました。
ロヴァニエミ空港はイナリ空港ほど小さくはありませんが、とてもきれいな空港でした。
手続きもスムーズに済み、飛行時間1時間15分ほどでヘルシンキ空港へ到着。
空港からは地下鉄でホテルのあるヘルシンキ中心街へ向かうことにし、大体30分くらいでヘルシンキ中央駅に到着しました。ヘルシンキ中央駅は終点駅でホームが広く、梅田駅のような作りでした。ロビーの天井が高くアーチ型になっていて、照明などもおしゃれで驚きました。
中央駅からホテルへはトラムで向かいました。
が、逆方向のトラムに乗ってしまい、途中で気づいて慌てて降りる始末。汗
現地の人に聞きながら乗り換え、無事にホテルにつきました。ヘルシンキのトラム内は電光掲示があるのですが、駅名が更新されない(ほかのトラムは違うのかもしれないですが、私たちが乗車したトラムはずっと同じ表示でした)のでアナウンスを頼りにたどりつきました。
ヘルシンキはロヴァニエミよりずっと都会で、路面店などもたくさんあり、いくら時間があっても足りないくらい魅力的なお店がたくさんありました。北欧好きにはたまりません。
はぁできることなら移住したい。。。
街並みはシンプルですが、統一性(おそらく建物の高さ制限などが決まっている)があって、雰囲気があり、おしゃれで素敵です。大聖堂など教会も街並みに深みを与えています。また、ところどころある公園では紅葉をむかえていて、落ち葉の黄色い絨毯ができており、とても綺麗でした。
ホテル(HOTEL INDIGO)でチェックインを済ませた後、すぐに観光に繰り出しました。
移動手段は小回りのきくシティサイクルをネットで登録し、自転車で観光することしました。24時間5ユーロで借りられるのですが、1回30分を超えると超過料金がかかるので、それが少しネックでしたが、駐輪場がたくさんあるので、うまく乗り換えをしながら利用できました。トラムよりもより街を身近に感じられて、時間も有効活用できるのでおすすめです。
この日はテンピロアウキオ教会、国会議事堂、デザインミュージアム、聖ヨハネス教会、ヘルシンキ大聖堂を回りました。どの建物も素晴らしかったですが、中でも氷河期から残る岩をくり抜いてつくられたテンピロアウキオ教会は圧巻でした。
外観だけだとまさか教会とは思えないのですが、中に入ると岩の中に礼拝堂があり、そこに天窓からの光がやわらかく差し込み、礼拝堂全体にあたたかい雰囲気があふれていました。また、大きくて立派なパイプオルガンも、まるで岩と一体になっているように佇んでいて迫力がありました。演奏は聞けませんでしたが、周りが岩なのでどのように反響するのかとても気になるところです。
あっという間に夜になってしまったので、気になっていたラヴィントラ・シーホース(フィンランド料理店)で夕食をとりました。
サーモンのグリルは少々飽きてきたので、サーモンのクリームスープとエスカルゴ、牛肉のグリルをいただきました。サーモンがゴロゴロ入っていてとても美味しかったです。牛肉のグリルも上に載っていたオニオンのソースがすごく美味しくて大変気に入りました。
日本人の観光客がよく来るのか、ドアマンのおじさんが日本語で話しかけてくれました。トイレは日本語で何というのかと聞かれたので、「お手洗い」と教えてあげたらとても喜んでいました。笑
お腹が満たされたので、夜のヘルシンキを自転車で回り、昼間とはまた違う雰囲気を楽しみました。ヘルシンキ大聖堂はライトアップされていてとても綺麗でした。中に入るとちょうど合唱隊の方々が練習をしていたのですが、オーケストラや女声・男声の方もいてかなり本格的で、演奏が終わった後拍手しそうになるくらい上手でした。
思わぬところで嬉しい偶然に出会い、初日のヘルシンキを満喫しました。
ヘルシンキからタリンへ
今日はエストニアのタリンへ向かうため、朝食後、荷物は預けて一旦チェックアウトしてからトラムで港へ向かいました。
フェリー(MEGASTAR号)は思っていたよりも大きく、船内にはスーパーストアをはじめ、飲食店や免税店などもあり、まるで船とは思ないような豪華な設備が備わっていました。最大で2,800人乗船できるようです。すごい!
平日でしたが乗客も多かったように思います。席は自由席、揺れも全くないためコーヒーを飲みながらゆっくりと過ごすことができました。
2時間ほどでタリン港に到着。最小限の荷物で身軽だったので、そのまま歩いて観光することにしました。港周辺はホテルやビルなどが並んでいましたが、旧市街に入ると中世の建物がそのまま残っていて、まるで絵本のようなかわいらしい世界が広がっていました。旧市街全体が世界遺産に登録されており、古く美しい建物の中を歩くだけでも十分楽しめました。旧市街の城壁(City wall)は上ることができるので、城壁の上から旧市街を眺めることができます。
担当の岩越さんが事前にくださったタリンの情報などをもとに、気になったお店に立ち寄りました。
城壁近くにある紅茶さんで紅茶を購入したり、「職人たちの中庭」と呼ばれる小さな工房が集まる一角にあるチョコレート専門店「ピエール・ショコラテリー」でレモンケーキとフランボワーズチーズケーキをいただきました。レモンケーキはレモンの味がしっかりして、あっさりとした甘さ、チーズケーキはかなり甘めでしたが、フランボワーズソースの酸味がマッチしてとてもおいしかったです。
ラエコヤ広場を通り、トーンペアの丘にあるコフトゥウッツァ展望台へ。あいにくのお天気でしたが、魔女の宅急便のような赤やオレンジの屋根が可愛い旧市街の街並みからバルト海までを一望することができました。
そこからは周辺のアレクサンドル・ネフスキー大聖堂(改修中で中には入れず)、トゥーンペア城、聖ニコラス教会を回りました。
一通り回り終わったころには夕方になっていたので、ホテルにチェックインし、事前にネット予約していたNOAレストラン(ビブグルマン受賞店)に向かいます。
ホテルが呼んでくれたタクシーが珍しく現金のみの取り扱いで、12ユーロのところ10ユーロしかもっていなかったのですが、10ユーロにまけてくれました。
NOAレストランは前面ガラス張りの海沿いのお店なので、席の希望を聞いてくれ、ちょうどよく海が眺められる席をチョイス。料理はタコスやとロブスターのグリル、トムヤムクンヌードルなど多彩で、海を眺めながらおいしい料理を楽しむことができました。店員さんもフレンドリーで居心地よく過ごすことができました。
お腹も満たされ、タクシーでホテルへ。
ヘルシンキに戻り楽しみにしていたサウナへ。海へダイブ!
出発まで時間があるので、ホテルに荷物を預けてからチェックアウトし、路面店まわりをしました。インテリアショップに立ち寄り、日本ではあまり見かけないデザインのインテリアの数々に心が躍りました。気に入った照明がありましたが、電圧の変換が必要なので諦めました。
港に向かう途中で、昨日行ったチョコレート屋さんに立ち寄り、チョコレートを購入しましたが、これがびっくりするくらいおいしかったです。できることなら全部持って帰りたかった笑
タリンはフィンランドよりだいぶ物価が安いので、空港近くの大型スーパーで、お土産などを購入してから船に乗りました。ほかの乗船客もカートいっぱいにお酒を積んで持ち込んでいたので、みんな同じことを考えているようです。
16時半発のフェリー(STAR号)に乗船し、2時間で港に戻ってきました。
今日は20時からサウナ(ロウリュ・ヘルシンキ)を予約していたので、ホテルに戻ってから支度をし、自転車で向かおうとしますが、空いている自転車がなかなか見つからず、さらに見つけたと思ったらつながらずとプチハプニングはありましたが、根性で繋がる自転車を探し出し、やっと出発。15分くらいで到着しました。が、サウナの近くの駐輪場に空きがなかったので、少し離れた場所に返却してから歩いて向かうことになりました。
ロウリュ・ヘルシンキは海沿いにあるサウナで、薪とスモークの二種類のサウナがあり、すべて男女混合で水着が必要です。サウナから直接海へ入れるのが一番のポイントです。ここのサウナではありませんが昔テレビで見たことがあり、一度やってみたいと思っていたので楽しみにしていました。
上着はエントランス前にあるロッカーに預けてフロントへ (この時は気づかなかったのですが、フロントやロッカールームまでは土足禁止で、服を入れるところに靴も入れるルールでした)。
フロントで鍵とタオルをもらい、女子更衣室で水着に着替えてからサウナへ。
サウナは高温と低温があり、最初は低温の方に入りました。予約で人数制限はありますが、この日は利用客がたくさんいて、一時入りきらないほどでした。グループできている人も多く、かなりにぎやかでした。
フィンランドのサウナは、あまりおしゃべりはせず静かにゆっくり過ごすのがルールだと思っていたので、少し戸惑いました。何回かロウリュをしてくれる人もいて温まりましたが、海にダイブできるまでには至らず、続いて高温のサウナに入りました。
高温の方は、入った瞬間から熱く(おそらく80度~90度)5分ほどで汗だくになったので、そのまま外に出て、階段を下り、海に足を入れた瞬間冷たくて、もう無理!と思いましたが思い切って全身入ると、冷たいですがとても気持ちよかったです。10秒ほどですぐに上がって外気浴をしましたが、体がじんわりあたたかく、頭がほわほわし、しっかりと“整いました”。
そこから高温のサウナに入り、海へダイブを3回ほど繰り返しました。2回目からは何の抵抗もなく、むしろ気持ちよく海に入ることができました。
高温のサウナは20人くらいの学生のグループが入っていて、非常に騒がしかったのが残念でしたが、本格的なサウナと外気浴を楽しむことができてよかったです。体の芯まであたたまったので、帰り道もぽかぽかで全く寒くありませんでした。
サウナ最高!
マリメッコアウトレットでお買い物
7時半に早めの朝食をすませ、地下2階のサウナとジムを見に行きました。日曜は8-10時までやっているようでプライベートサウナのようでいい感じでした。ジムはランニングマシーンや筋トレマシーン、エアリアルヨガなどがあり、自分の好きな種目ができそうな感じでした。
地下1階を通るときに自転車を発見したので、もしかしたら借りれるのでは?ということでフロントに聞いてみると、1日4時間、22時までに返却してくれれば無料でレンタルできるとのこと、、、!19-23時まで借りれるか交渉すると、OKということだったので、サインをして借りることにしました。4時間の制限はあるけどうまく使えばレンタルサイクルは必要なかったかもしれません。
今日はマリメッコアウトレットに行く前に、ヘルシンキ観光ということで10時くらいに出発しました。
ストックマンというデパートに行き、靴などを買い、タックスフリーの手続きも忘れずに行いました。途中カンピ礼拝堂にも寄りました。工事中だったのか中には入れませんでしたが、外壁すべてが木でできている高さ10メートルほどの礼拝堂はとてもユニークで存在感あるものでした。
荷物が多くなったので一旦ホテルに戻り、マリメッコアウトレットへ出発。地下鉄で向かう途中、夫の隣に座っていた黒人の男の子が話しかけてきて、色々話していました。ヘルシンキ出身でイギリスでアーミートレーニングを受けて戻ってきたということでした。
マリメッコアウトレットは地下鉄で四駅ほどの「Herttoniemi」駅を降りて、10分くらい歩いたところにありました。今期のものも20-30%OFFになっていてすごくお得でした!洋服、靴、バッグなどのファッション用品から食器、生地まで幅広く置いてありました。奥の方ではアウトレットではない商品も売っていました。
自分用のものと、お土産用に鍋敷き、エプロンなどを購入しました。レジの方がすごく親切で、免税の手続きやショッパーの用意をしてくれました。ヘルシンキの人たちはラップランドの人たちよりも無愛想なイメージだったので、親切で丁寧な接客に心温まりながら良い買い物ができました。結局マリメッコには3時間ほど滞在していました。
帰り道にキツネを発見。道端でキツネを見れることなんてないので、思わず写真を撮りに走りました。キツネはマリメッコアウトレットに向かって行ってしまいました。
帰ってきて、少し休憩してから、20時ごろにロウリュ・ヘルシンキに向かいました。
2日間利用したからか、今日はプライベートサウナが使えるということでスタッフから案内がありました。最初の段階から一番暑いサウナに行きましたが、ロウリュ狂の女性がいて、ロウリュを何回もするので、すぐに汗だくになり、海へダイブしました(ロウリュされると、手で顔を覆わないとリアルに火傷するくらい熱いです)。2日目となると全く抵抗なくダイブできました。
そのあとはプライベートサウナへ。
プライベートサウナの前には焚き火で休める空間もあって、みんなお酒を飲んだりしていました。プライベートサウナは10人くらいの少人数のサウナで、サウナストーンが剥き出しになっていて、近づくほど熱かったです。温度は70度くらいでした。ここでも結構長くいて海にダイブしました。
最後に高温サウナにもう一度入り、今度は自分がロウリュの番人となり、ロウリュをしました。入っている人の要望に応じてロウリュをします。女性からリクエストされたので、ロウリュを2回やり、ワンモア?と尋ねるともういいわと言われました笑
そこでもかなりあたたまり海へダイブ。1人でダイブしようとしたら、外国人の男性が1人じゃ危ないからと浸かっている最中見守ってくれました。優しい。。。
そんなこんなで二日連続でサウナを堪能しました。大満足です。
帰路へ
荷造りを終え、フライトまで少し時間があったので、朝食後荷物を預けチェックアウトし、駅の近くにあるスーパーで買い物をしました。マリメッコのペーパーナプキンがたくさん売っていたので、可愛くてついつい大量買いしてしまいました。あとは、チョコレートなどのお土産やベリーのジャムなどを購入し、ホテルに荷物を取りに戻ってから鉄道で空港に向かいました。
空港で免税の手続きをしてから(少し混んでいました)、無事にチェックインしました。
帰りの飛行機は行きとは違い、円安の影響かフィンランド人が多く混んでいましたが、トラブルもなく日本に到着。
日本到着
時差の関係で日本到着時刻は12時45分でした。
入国に際しては事前に案内いただいていたMYSOS(入国者健康居所確認)アプリで接種情報を登録していたのでスムーズに通過することができました。
*****
人生で一度は見てみたいと思っていたオーロラを鑑賞するため、フィンランドを新婚旅行先に選びました。
当初はコルピカルタノには宿泊しない予定でしたが、仕事の都合でスケジュールをずらした際に、担当の岩越さんがコルピカルタノはすごくおすすめなので、と予約をとってくださり、結果的に大変素晴らしいオーロラを鑑賞することができ感謝しています。
初めての北欧、コロナ禍での久しぶりの旅行ということで、数々の質問や要望に丁寧にお答えいただきありがとうございました。ワクチンパスポートや日本入国時の注意事項を事前に教えていただいたおかげで、トラブルなく旅行を楽しむことができたのもひとえに岩越さんのおかげです!ありがとうございました。
お忙しい中、沢山のお写真と現地情報も含め、壮大なご旅行記をお送り頂きありがとうございます!
目的であったラップランドでのオーロラ鑑賞。毎日変化に富んだオーロラが鑑賞出来たようで大変嬉しく思います。何もないことがこの上なく幸せで贅沢に感じる時間、、、言い得て妙!本当に仰る通りだとおもいます。この度は弊社をご利用頂き誠にありがとうございました。