世界最北端にして世界最大の島、 冬の北極圏グリーンランドに行って来ました。
東京からドバイまで約12時間、乗り継いでコペンハーゲンまで約7時間。
そこで1泊し、グリーンランドのカンゲルルススアークまで約4時間40分。
さらに国内線に乗り継いで約45分。漸く最終目的地のイルリサットに到着。
今回は初めてエミレーツ航空を利用。
8年連続ベストエアライン賞、ベストエコノミークラス賞‥など。
2016年にはMLBロサンゼルス・ドジャースの公式スポンサーとなり、
本拠地ドジャースタジアムで客室乗務員が剛速球を披露。世界的評価のエアラインを満喫しました。
また、初めてアラブ首長国連邦のドバイ国際空港で乗り継ぎ。
さすが世界第3位の広さを誇り、アジア、ヨーロッパの中継地点として
100以上の航空会社が乗り入れ、世界最大と言われる
エミレーツ航空専用ターミナル3の広さに圧倒されました。
さらにデンマークの首都コペンハーゲンで中央駅前に店を構える
世界的に有名なホットドッグ屋台、Johns Hotdog Deliで
当店お薦めのホットドッグレッドで腹ごしらえ。
米国の球場で食べるホットドッグに匹敵する最高の美味しさに感動しました。
そのあと1843年に開園した世界最古のチボリ公園内にある、
これまた1874年創業という園内最古のレストランGroftenで食事。
レトロな装飾で最高の雰囲気の中、伝統料理のスモーブローを堪能。
最初の夜にして最高のクリスマスディナーでした。
そして、いよいよエアーグリーンランドの機内から見える、
約85%が雪と氷に覆われた世界最北端の島の素晴らしい景色。
「これがグリーンランドか!」と叫びたくなるほど、胸がワクワクして来ました。
さて、デンマーク領グリーンランドで3番目に大きな町イルリサット。
と言っても、日本的に考えれば人口僅か約4,000人という小さな港町。
冬は旅行者が少ないため、意外にも多くのホテルや飲食店が休業。
また、極夜で太陽が昇らないため、1日に数時間しか明るくならず。
町のメインストリートも殆ど人影なく、静寂な雰囲気が漂いました。
しかし、これぞ私が求めていた〝心の洗濯〟出来る秘境でした。
先ずは町の中心にあるホテルを出発し、
地図で見るよりも近い偉大な北極探検家のクヌート・ラスムッセン博物館を見学。
それからこれまたホテルとは目と鼻の先、町のシンボルと言われるシオン教会を訪ね、
最後は坂道を下って北極海航路の寄港地イルリサット港へ。
先住民族イヌイットの歴史や文化に触れました。
イルリサットはイヌイット語で「氷山」を意味し、
何と言っても世界遺産イルリサットアイスフィヨルドで有名。
そこで翌日はイルリサット港から出航し、大小様々な氷山が浮かぶディスコ湾をクルーズ。
大迫力の氷山の間を縫うように進み、果てしなく広がる氷海の景色を堪能。
旅の最大のハイライトでした。
さらに翌日はグリーンランド最古の集落跡セメンミウを出発点とし、
世界遺産地区であるアイスフィヨルド湾に向けて2時間ほどハイキング。
氷山クルーズの海上だけでなく、陸地からも氷山の雄大な景色を堪能。
大自然が残る島の魅力を思う存分に満喫することが出来ました。
グリーンランドからの帰路、コペンハーゲンでもう1泊。
アンデルセンの童話を題材にし、町の象徴で人々に親しまれる人魚姫の像を見学。
そこから歩いて20分ほど町の象徴的な風景として人気あるニューハウンを散策。
運河沿いに色取り取りの木造家屋が立ち並ぶ港町で、まるで絵本のような世界に触れました。
さらにアラブ首長国連邦のドバイでも1泊。
グリーンランドの氷点下10~20度という極寒から一気に気温は上がり20度以上という常夏の国へ。
早速、ペルシャ湾沿いにあるコバルトブルーの透明感溢れる海と
白浜のビーチが魅力的な人気のジュメイラビーチで日光浴。
一つの旅で全く違った環境を体験することが出来ました。
そして、最後は世界一高い828メートルの建物ブルジュハリファへ。
世界最大のショッピングモール地下1階から特別なエレベーターに乗り、
地上152~154階のVIPラウンジに到着。
地球上で最も高い575メートルの場所にある屋外展望台から超高層ビル群を見下ろし、
絶景の夕日やドバイの煌めく夜景などを堪能しました。
夜は世界最大の噴水ドバイファウンテンで大迫力の噴水ショーも見学。
著しく経済成長を遂げるドバイの魅力を存分に味わいました。
9日間の旅行で現地滞在は僅か6日間でしたが、
まだまだ書きたいことが10倍ぐらいありそうな充実した旅。
飛行機の乗り継ぎを最大限に生かし、これほど別世界を堪能出来た旅もありません。
今回も旅行の企画、及び手配で大変お世話になった担当者の岩越さんに心より感謝申し上げます。