ニュージーランド政府観光局及びニュージーランド航空様招待の商談会で、クライストチャーチへ行ってきました。商談会の後に、主に南島のおすすめアトラクションと新しいデスティネーションをご案内いただき、有意義な研修旅行となりました。
期間:2023年05月07日~2023年05月15日
パーパスジャパン:芦村
GON-001716
ニュージーランド政府観光局及びニュージーランド航空様招待の商談会で、クライストチャーチへ行ってきました。商談会の後に、主に南島のおすすめアトラクションと新しいデスティネーションをご案内いただき、有意義な研修旅行となりました。
コロナ禍以降、久しぶりの海外渡航となりました。
そして久しぶりの成田空港...免税店を含めて殆どの店舗は営業再開されておりましたが、飲食店の多くはラストオーダーが18~19時と、かなり早めのところが未だ多かったです。深夜便をご利用の方は軽食を購入してくるか、地元で済まされる等の工夫が必要ですね。
★利用航空会社はニュージーランド航空
自動化が進んでおり、搭乗手続きはもちろん、預け荷物(スーツケース)のカウンターもほぼ無人となっています。
<スターアライアンス系航空会社の自動チェックイン機>
自動チェックイン機が何台か並んでいる中に操作説明のためのスタッフが1-2名程度と合理化が進んでいました。(有人のチェックインカウンターはありません)
搭乗券、およびスーツケースにつけるタグも発行されてくるので、忘れずに取って自分自身でスーツケースにタグを巻き、そのままスーツケースを自身で隣の預け荷物ドロップカウンターへ運びます。
<預け荷物ドロップオフカウンター>*操作説明のためのスタッフのみで、基本は無人
画面の指示に従って搭乗券をスキャンし、自分でスーツケースをベルトコンベヤーへ乗せます。スタッフがいないと一瞬不安ですが、慣れればスムーズに流れるので長蛇の列で待たされることもなく、合理性を感じました。(機械のエラーさえ起こらなければ...という前提ですが)
機内食(朝食)はこんな感じ。サーモンと選択できましたが、オムレツをチョイスしました。
※夕食の機内食は撮り忘れました!
パンはほんのりと温かく、オムレツは卵をふんだんに使用してあり、付け合せのマッシュルームもなかなか美味でした。フォークやスプーンなどのカトラリーは全て再生可能なクラフト製のものが使用されていました。サスティナブル...
08:40頃 オークランド国際線空港到着。
クライストチャーチ行きの国内線フライトに乗り継ぎます。
★オ―ストラリアと同様、ニュージーランドにおいても同じニュージーランド航空同士の乗り継ぎであっても国際線到着時に一旦預け荷物はターンテーブルから出てきますので、忘れずにピックアップしてから国内線空港へ移動します。
★オ―ストラリア、ニュージーランドは自国の固有の生態系を守るために荷物の持ち込みに対して厳格な検疫を行うため、このような流れとなっていると思われます。実際ターンテーブルで荷物を待っている間も係員に連れられた巨大な警察犬がターンテーブル・エリアを何回も周回して乗客の荷物を嗅ぎまわっていました。(やましいものを持っていなくても犬が近くに来るとつい緊張してしまいますね...)
スーツケースを取って税関を通り、到着ロビーに出たら、(乗り継ぎ時間が十分にある場合は)そのまま国際線ターミナル内の到着フロア―にある国内線チェックインカウンターへ移動します。そして自動チェックイン機&預け荷物セルフドロップ・レーンで国内線のチェックイン手続きを済ませます。
その後は手荷物だけもって国内線空港のターミナルへ移動します。
※ちなみに空港を出てすぐ正面にはホテル“NOVOTEL”があります。早朝便、深夜便利用の方には便利ですね。
《 国内線空港ターミナルまでの移動手段-シャトルバス、または徒歩 》
★国際線空港のターミナルを出てすぐ左方向にシャトルバス乗り場があります。(15分毎くらいに来ます)
★反対に右側を見ると国内線ターミナルまでの徒歩経路(緑ライン)が地面に記されています。徒歩でも10分程度で着いてしまいます。(自分は今回歩いてみました)
★乗り継ぎ時間が1時間を切っている場合、国内線フライトのチェックインは国際線空港の乗り継ぎカウンターでは受付されず、国内線空港へ移動後に改めて国内線空港のカウンターで手続きをするように指示されます。(乗客が乗り遅れて荷物だけ行ってしまう、或いは一旦積んだ荷物を下さなくてはならなくなるといった不具合を防ぐため)
[クライストチャーチ]
今回はクライストチャーチの観光業者が一堂に会する商談会に参加することが主目的の渡航でした。
2011年の大地震から既に10年以上が経過しているクライストチャーチの街並みは地震の傷跡はあまり見られず、落ち着いたイメージですが、街のシンボルである大聖堂の修復は予想以上に停滞しており、そこだけ時が止まっているようでした。
5月のクライストチャーチの街並み/南半球はすっかり秋。木々の紅葉・黄葉も進み、朝晩は肌寒く上着を必要としました。
《 クライストチャーチの大聖堂 》
修復が遅れている。左の写真の側壁(バラ窓)も実は写真が貼ってあるだけのフェイク。
震災で崩れ落ちたレンガや建材を使って修復を行っているために膨大な時間がかかっているという話。
今回クライストチャーチで宿泊したホテルのご紹介です。
[宿泊ホテル] クライストチャーチ
”Christchurch City Hotel” 4つ星クラス
https://www.christchurchcityhotel.co.nz/
街の中心部。大聖堂の広場「カテドラル・スクエア」のすぐ近くにある好ロケーション。2021年にオープンしたばかりの新しいホテルです。
▼朝食レストラン
(夜のバーと兼ねているとはいえ、朝から謎のナイト感...時間の感覚が...朝の写真です。)
クライストチャーチのコンファレンスセンターにて終日商談会。
午前:クライストチャーチのコンファレンスセンターにて終日商談会
午後:アクティビティ参加
トランツアルパイン号(鉄道)
東海岸寄りのクライストチャーチと西海岸のグレイマウスを結ぶ人気の観光列車。今回はその中間にあるアーサーズ・パス駅まで乗車して折り返して戻って来る行程でした。
ニュージーランドらしい羊牧場や牧歌的な山河の景観を見ながら走ります。
本来のオプショナルツアーでは片道列車+復路は車で観光ポイントに立ち寄りながら戻る行程。
食事つきプランはサンドウィッチ等の軽食がサーブされる。
13:30 Addington Railway Station発 *日約2時間30分の乗車時間
16:00 Arthrs Pass駅着 (休憩30分)
*この日はArthrs Pass駅から折り返し。
午前:International Antarctica Center見学(国際南極センター)
※クラシスとチャーチ空港のすぐ脇に位置しており、市内中心からは車で約30分。
■入場料:おとな49NZドル
■主なアトラクション
・3Dシアター南極
映像映像に合わせて椅子が動き、冷風や水しぶき等が客席に飛んできて臨場感を疑似体験できる。
・マイナス気温体験
-8℃~-25℃に設定された部屋で南極の気温を疑似体験。
・ペンギンのプール
5-6頭のペンギンが飼育されていた。(ペンギンは世界に18種類/うちニュージーランドには6種類のペンギンが生息)
・南極の環境をリサーチする研究者たちのドキュメントムービー視聴。
・ハスキー犬の解説等
午前中のフライトでクイーンズタウンへ
09:25 クイーンズタウン空港着
日本人ドライバーガイドさんの案内で市内へ。市内中心までは車で約15分程度。
[クイーンズタウン中心部]
主な人気店
・ヨンダーのカフェ
・パタゴニアのチョコ
・ファーブバーガー(大変有名で列をなすほど。店内にはエド・シーランのサインも)
・MONS royal(若者に人気おアパレル)
・OKショップ(日本経営のお土産物屋) 日本人スタッフ 等
クイーンズタウンのレイクサイドから出航する現地ツアーに参加。
■TSS Earnslowパドルスチーマー(600席/2階建て/自由席)
12:00 クルーズ出航(埠頭のオフィスにてチケット購入可)
*昼のクルーズはランチ、シープショー付き
*蒸気機関が動く様が見られる。(今後、電動になる予定だが、外観的に蒸気動力のように見せる)
12:30 ウォルターピークの山麓の埠頭に到着。
ビュッフェランチは多種類の肉料理、サラダ、デザートとバラエティに富み、味も二重丸。
レストランの近くにはお土産屋や羊の毛牧場&刈りショーを見せるアトラクションもあります。
15:15頃 ウォルターピーク埠頭出発、クイーンズタウンへ戻ります。
15:45 クイーンズタウン桟橋
引き続き車で郊外の村、グレノーキーへ移動。
グレノーキーまでは車で約40分。途中、美しい景観を眺めながらのドライブです。
■グレノーキーの宿泊ホテル
”The Headwaters Eco Lodge”
その名の通り、サステナビリティを体現した宿泊施設でアメリカ人オーナーが設立・経営している。※テレビなし、トイレは所謂ぼっとん、シャワーはお湯が7分間でストップ(リピート可)電気は全て自家ソーラー発電に頼っている。
09:15 Dirt River Adventure(ジェットボート)
*貸しコート、ライフジャケット、荷物預かりロッカーあり
09:45 ボート出発(操縦士:Mr. Den 英語、日本語少しだけ)
*安全上の注意事項説明
*約2時間のツアー(途中、トイレなしなので、予め済ませておくこと)
途中、何回か絶景スポットでストップ、ボートをスピンさせたりしてスリルを味合わせてくれるが、秋季、冬期は外気が冷たく、さらに風邪を切るので体温を奪われ、スピンなどで水しぶきがかかると極寒。完全に夏場のみお勧めのツアー(かなりスピードが出て、スピンも激しいのでご年配の方には不向きか)
12:20 ツアー終了後、グレノーキーを出発、クイーンズタウンへ
13:00 クイーンズタウン着、近郊の街Arrow townへ
13:30 Arrow townのレストランでランチ
15:00 サイクリング開始(ノマドサファリ)英語ツアー
*電動付きマウンテンバイクをレンタル。先頭と最後尾にスタッフがついて先導。(かなりスピードを飛ばして走るので、やはり年配の方には不向きか。途中、数十メートルくらいある渓谷の吊り橋を渡るので高所恐怖症の方も要注意)
16:45 ワイナリー到着(Gibbston Tavern)
*地元の居酒屋のようなバー
ワインテースティング(4種 白2種、ロゼ、赤)
18:10 クイーンズタウンのホテル着(Kamana)Kamana Lakehouse Queenstown
*中心部からは2km以上離れた傾斜の途中に建つ4つ星ホテル。
朝食会場からは湖が見渡せ、景色は素晴らしいが、中心部まで歩くのは坂もあって困難。
Kamana Lakehouse Queenstown
Kamana Lakehouse Queenstown
[オークランド]
中心部、スカイタワーのビルにある新たなエンターテインメントスポット。オールブラックス・エキスペアレンス等を見学。
*オールブラックスのユニフォームやグッズのショップ、大画面でハカの視聴体験、その他、ゴールキックやタックル等の疑似体験ゲーム等があり、オールブラックスのファンには嬉しい体験型アトラクションとなっています。
[ホテル]
Sudima Auckland City(4つ星)
市内中心部にあり、観光や食事、買い物等に便利な立地。
今回は商談中心の旅でしたが、南島の隠れたスポット(グレノーキー等)を案内していただき、素敵な発見でした。グレノーキーは牧歌的でとても小さな町ですが、お洒落な雑貨屋、カフェがあったり、かつて蒸気船が乗り入れて貨物を運んでいた倉庫がランドマーク的に残されていたり、とても魅力的な町。美しい湖や山に囲まれていて、夜には満点の星が眺められる。クイーンズタウンからも車で1時間足らずでアクセスできるので、新しいデスティネーションとしてお勧めです!