< 犬ぞり >
最高の風景です。
ほぼ丸一日、2人一組で交互に犬ぞりを運転して20キロ先の目的地まで行きます。
扱い方法は他のツアーに書いてあったと同じで英語で運転方法をレクチャーしてくれるのでそれなりの英語力は必要です。が、注:ノルウェー訛りの英語はさっぱりわからないと覚悟してください。ただし、「これだけは重要」という3ポイントはくどく丁寧に優しい英語で話してくれます。が、それ以外の前後の説明もちんぷんかんぷんです。なので、目的地についてのアイスケーブの説明も???事前に岩越さんに問い合わせてもらっての経路とか目的地情報必須でした、良かったです。
また、(たぶん、このツアーはエコツーリズムなのか、)高額なのですが、目的地での暖かい飲み物や食事は単に雪の上でトナカイの毛皮を敷いた上に座って、いわゆるカップヌードルのパスタ版みたいなものと、簡単な暖かい飲み物を出してくれるだけです)serviceというよりかエコツーリズムと理解すれば納得できる。犬の大切さや、繁殖、自然に対する説明など、丁寧に丁寧に話してくれます。(訛りがない英語だったらよかったけれど・・・)
実は、結果、目的地のアイスケーブについて氷穴に入ったので(これはすごく魅力的でした、ただし、丁寧に説明してくれましたが、訛りが強くて・・・???)
今いる場所が氷穴であることは当然理解できましたが、その前に、氷河に到達しているのですが、実は、何度も書きましたが、説明が分からずに、
僕は氷河の前にいることの認識がなく後で、気が付いて、自分で撮った写真で(あ、ここが氷河だったんだ!?)という顛末でした。
< サンフェス >
これは僕の目的は十分果たせたので満足です!
が、「内容」はほぼ「無いよう」のものです。メインは(説明の通り)「教会近くの旧病院の階段で、100人ぐらいの幼稚園から小学生の子供たちが簡単に歌を歌って、向かいの山の頂から頭を出す太陽に向かって「お日様は僕の親友」という言葉をノルウェー語でみんなで何度も叫ぶことです。2500人ぐらいかいない人口の町で多分500人ぐらいは集まっていたと思います。
これが面白いかと聞かれると、人それぞれですが、僕は、この極夜の地で子供たちが今季初めて頭を出すお日様に皆で叫ぶその光景は、「これが見たかったんだ!」と満足のいくものでした。因みに、お日様が出るのはこの日が今季初めてですが、山の頂のすぐ下に太陽はいるので、太陽が見えないだけで、この時期朝の7時から夕方の6時ぐらいまで十分明るいです。
因みにHPにあった他の催しは、、、残念なものと言えば残念で、でも僕は楽しめました。
でも、これがつくづく、町の衆がこぞって演奏会をしているんだという、心温まる感じで、僕はある意味羨ましかったです(日本のわけわからん裸祭りと比べて)。
8日の先の催しの後に書いてあった「教会での催し」は単純に教会で簡単にお菓子と飲み物がふるまわれるだけで、僕はすぐに帰りました。
< 世界種子保管庫 >
ビルゲイツが先導して作られた倉庫なのですが(ネットで調べると出てきますよ)、ここの夜景は素晴らしいです。
行く方は夜タクシーを呼んでいくしかないですが、往復と待ち時間で8000円ぐらいです。行く価値あります。単に夜景を撮るだけですが。
< シロクマ危険の標識 >
シロクマ危険の標識。ここまで町の中心から2キロぐらいですが、ここから先に行くことはライフルを保持した人と一緒ではないと禁止。写真撮る価値あります。
< 寿司 >
今回の目的の一つが、地球最北の寿司を食べる。
「NUGA]という日本料理屋さん。エストニア人でヨーロッパの日本料理屋さんで修業したとの事。握りが少し緩いぐらいで美味しかった。
面白いのが水のピッチャーが「チョーヤの梅酒」の空き瓶利用。
卵の代わりに稲荷ずしの皮を利用、これはこれで美味しかった。
< その他 >
・気温について。たまたま僕のいた3日間は暖かくて、夜はマイナス10度、昼は0度で過ごしやすかったです。通常はマイナス20度からマイナス5度ぐらいのようです。
・ホテルは小ぶりで心地よく快適でしたが、TVがトラブルで終日全館で見ることができない状態でした。
・ホテルはもちろん、ロンウイェールビェンの建物内はスーパーとショッピングセンター以外全部土足禁止です、博物館も教会も。行く方は必ず携帯用のスリッパを必須にした方が良いです、僕は重宝しました。(ホテルはスリッパ、博物館には靴下の上にはくビニール袋をかしてくれますが誰が使ったものか??で今一つなので)