私は産業革命を起こしたイギリスという国に、家内はバラ造りの本場を見たいということで憧れのコッツウォルズそしてロンドンへの旅の具体的計画に取り掛かったのは1年前、その後、どうせならユーロスターに乗ってパリへと計画は膨らみ、円安の渦中ではあったが、元気で体が動くうちにと思って実行しました。
それに5年前ハンガリー旅行でお世話になったパーパスさんなら良い提案をしてもらえると思ったことも後押しになりました。
期間:2024年05月28日~2024年06月10日
S.K. 様
GON-001741
私は産業革命を起こしたイギリスという国に、家内はバラ造りの本場を見たいということで憧れのコッツウォルズそしてロンドンへの旅の具体的計画に取り掛かったのは1年前、その後、どうせならユーロスターに乗ってパリへと計画は膨らみ、円安の渦中ではあったが、元気で体が動くうちにと思って実行しました。
それに5年前ハンガリー旅行でお世話になったパーパスさんなら良い提案をしてもらえると思ったことも後押しになりました。
羽田発22時50分カタール航空にてドーハ経由ロンドンヒースロー空港へ。
13時前に無事到着。バッゲージロスも無く迎えのドライバーは少し遅れたものの目的地エレンボウグホテルに16時到着した。まさに中世そのままの建物にまず感動。但し、部屋までは階段を上ったり下りたり曲がったり最終螺旋階段を上がり部屋に入るとアンティークな世界が広がりこれぞ古き良きイギリス。が、バスタブ、スリッパなしのイギリスあるあるに飛行機のスリッパ持ってくればよかったと妻は悔やむことしきり。
とりあえずホテルで夕食をとりホテルの周辺を散策、周りは丘陵地が続き、王室も見に来るという競馬場も遠望、この界隈のロケーションを堪能。21時半くらいになって、やっと日が落ち日本との違いを実感、それだけで得をしたような気持ちになった。
天候曇り、肌寒い、モンベルのダウンが役に立つ。
10時ガイドのMs.晴子の車で出発、cotsは羊、woldsは丘陵という意味で古くから羊毛産業が盛んだったと聞いた。
スノーズヒル、ブロードウエイタワー、キフツコートガーデン、ヒドコート・マナー・ガーデンと庭巡り、チッピングカムデンの村を散策して夕食は The Kings Armsというパブで定番のフィッシュ&チップスでイギリスの代表的食事を体験、充分おいしかった。
今日も曇り、肌寒い、ホテルをチェックアウトしMs.陽子のガイドで出発、まずスードリー城に広大な庭と貴族の館、栄華が偲ばれる。バイブリー、コッツウォルズの中でも特に景観が素晴らしい。
バフォードのホームセンターは予定外だったが薔薇がたくさんあるとのことで行ってみることに、本当にたくさんあり妻は大感激。
ここからストラットフォードアポンエイボンへ、ガイドのMs.晴子には2日間本当にお世話になり助かりました。あの細い道を運転して村々を巡るなんてガイドさん無しでは来られないと実感しました。
ストラト・フォード・アポン・エイボンではロイヤルシェイクスピア劇場のガイドツアーに参加、ただ英語ガイドだったので分からないことは多々あったが、この時間帯は私たち夫婦だけだったので細かいことは別にして楽しく見学させてもらった。ここで小道具、衣装など自前で作っているところも見せてもらった。歴史、文化を現代に至る迄大切にし、今後も伝えていこうという姿勢がこの国にはあるのだということが強く感じられる。
ストラト・フォード・アポン・エイボン駅からロンドン・メリルボーン駅へ。タクシーで HOLMESHOTEL LONDONへ。
夕食はピカデリーサーカス界隈の中華街にてタンメン、餃子。無性に麺類が欲しかった。
晴れ
晴れ。ホテルから歩いてリージェントパークへ、その中のクイーンメリーズ・ローズ・ガーデンの薔薇は壮観、公園自体は大変シンプルで広い芝生と木々と道、リードなしで犬を散歩させ、自由に遊ばせている。
ロンドンという大都会の中にこんな大規模な公園があり本当に心が洗われるような空間、妻も毎朝早く起きて来たいと言っていたが残念ながらこれは実行できなかった。
バスでノッティングヒル、ポートベッロ・ロードマーケットへ、残念だがバスの選択を誤りかなり歩くことになった。
ここからTUBE CircleLineでウエストミンスターSt.へ駅から出ると眼前にあのビッグ・ベンが、大迫力に思わずワオ!大混雑のウエストミンスター橋を往復、タワー・ブリッジを目指したが、バスでウオータールー駅、電車でロンドンブリッジ駅、ここから歩いてタワーブリッジ、ロンドン塔へ何度も聞きながらやっとたどり着いた。ロンドンの世界遺産級の建物群に圧倒された一日だった。
この日は TUBEでホテルの最寄り駅の Baker Street駅まで帰り、タイ料理の店で夕食をとった。とにかく間違いだらけの1日だったので2万歩越えだった。
乗り物すべてカードタッチ決済でこれは本当に便利、チケットをいちいち買う必要なく、また食事、買物などもチップを考えなくても良いのはストレスがなく素晴らしい。特に旅行者にとっては格段に移動範囲が広がるので有難い。
薄曇り
昨日、予約したウエストミンスター寺院見学。とにかく荘厳、美しい、歴史の重さ、よくぞこんなものを建てたものだと只々驚くばかり。
ここからはV&A、ハロッズでお土産物色、バスでピカデリー・サーカスのソンドハイム・シアターへ日本で予約した Les Miserableを観劇。劇場は結構コンパクトだが歴史を感じさせる重厚な造りだった。19時半開園、21時休憩だったのだがもう終了したと思って出てしまった。あとから気づいたのだが日本の感覚だと21時は終了タイムと体が覚えこんでいるのでその時は疑いもせず出てしまった。今日1日も結構色々な所へ行って疲れてたということも影響したのかな、今度は昼公演でリベンジをと密かに誓った。タクシーでホテルへ。
薄曇り、時々晴れ間
本日のメインは大英博物館。とにかく展示物が多くて消化しきれないもどかしさのようなものを感じ、体力も消耗してしまう。あとはセント・ポール大聖堂を外観だけ見てリバティー百貨店で妻が買い物。
夕食はコリアンレストランでなぜかラーメンを食べた。近くに日本食レストランもあったのに人があまり入ってなかったのでこちらにした。ロンドンに来て、ほとんどイギリスっぽいもの食べてない。
晴れ
バッキンガム宮殿の衛兵交代見学。TUBEヴィクトリア・ラインで GreennPark駅。クイーンズウオークを通って宮殿へ。赤い制服に熊毛の大きな帽子、これは大きく見せて敵を威嚇するためだと聞きました。何かかっこいいですよね。衛兵交代式1時間楽しかった。ふと日本でも大名行列をやったらどうかなと思いました。
次にダイアナ妃が暮らしていたというケンジントンパーク内のオランジェリーというカフェにてアフタヌーン・ティーを楽しみフォートナム&メイソンで紅茶、クッキーなどお土産を購入。帰りにパディントン駅に行きパディントンベアの撮影と孫たちにぬいぐるみをゲット。
HolmesHotelチェックアウト、パリ行ユーロスターに乗るためパンクラス駅へタクシー出国手続き、荷物検査を経て乗車、時差が1時間なので実質乗車時間は2時間程度でうとうとしていたらフランスについていたのでドーバー海峡の海底下のトンネルを走っていたとの実感は全くなく同じような丘陵地帯を走っていたような感覚だった。
14時ごろパリ北駅到着。SQUARE LOUVOIR HOTELチェックイン後、Conservatoire des hemispheresという紅茶屋さんに行った日本人の若者もいて人気なんだなと思った(妻もyou tubeでチェックしていた)
帰り道通りがかりのLes Antiquairesに立ち寄り夕食、ひれ肉、ボンゴレ、オニオンスープ、ボンゴレ、ビール。
ルーブル美術館、コンコルド広場経由してホテル着。
今回の旅行で初めてホテルにバスタブとスリッパがあり感激。イギリスでは両方なく妻はそのことがちょっぴり不満だったがこれで解消。ちょっとしたことが旅のストレス、逆に喜びに変わる。
本日のメインはルーブル美術館。日本人ガイドMr.高橋の美術館ツアーただ単に見るのではなく、絵、彫刻などの見方、歴史的背景など掘り下げた話をしていただき鑑賞がより質の高いものになったと大変満足した。また来る機会があったら今回は行けなかったヴェルサイユ宮殿に行けたらまたガイドをお願いしたいと思った。昼食はモンブランとショコラで有名なアンジェリーナへ。
凱旋門はそこにあるのに屋上へ上る道筋がなかなか分からずやっとのことで辿り着いた。屋上はパリの街が全方位見渡せ、きれいに12本の通りが放射状に伸びており、シャンゼリゼ通りがその中心だ。都市計画がきちんとできている。
次にセレクトショップのメルシーへ、地下鉄の降車駅を間違えたか、ラインを間違えたか不明だがとにかく歩きに歩いてやっと辿り着いたという感じ。取り敢えず妻は予定していたものを買えたのでやれやれだった。
夕食は予定していたヴイヨン・シャルティエ・グラン・ブルヴァール、まさに大規模大衆レストラン、すごい人、100年以上も前の建物なのでそれなりの風格を感じる。鴨のコンフィ、エスカルゴ、スパゲッティー。
本日はモンサンミッシェル。
エミ・トラベルのツアーに参加日本人ガイドで安心。バスで往復9時間くらいかモンサンミッシェルは賞味3時間程度しっかり登り降り、もっと若い時に来るべきだと思った。しかし、このような建物を良くこんな岩山にしかも満潮時は周りが海になるような場所にと思うと昔の人の知力、体力、技術力の高さには驚かされる。妻がパニーニをカモメに獲られたのには驚いた、ガイドさんに事前に注意されていたのに・・・でも絶対記憶に残る珍事だった。
21時頃パリ到着、セーヌ川ナイトクルーズを提案され行くことにした。
ガイドのMs.森には地下鉄、クルーズ船に乗るところまできちんと案内していただいて本当に感謝、おかげでエッフェル塔のシャンパン・フラッシュも見ることができました。
最終日
オルセー美術館見学。予約時オーディオガイド付きなので、てっきりそのセットを貸出してもらえるものと思っていたら、どうもスマフォにダウンロードしてイヤフォンで聞くシステムだったらしい、その時は分からず、とにかく自分たちで見て回った。
午後はPolero Richelieuという革バッグ専門店に行き妻は目的のバッグを購入。その後ラファイエット・オムで息子たちの土産を購入、この店には日本人店員がいて対応してくれたので大変助かった。異国で日本語は嬉しいです。
当日、シャルル・ド・ゴール空港22時25分発のカタール航空でドーハ経由、翌日6/10(月)羽田到着、無事旅行を終えた。
* * * * *
シャルル・ド・ゴール空港行のドライバーは日本人の方で、いろいろ話をして下さり、最後到着してからも免税の手続き、荷物の預け手続きをやって下さり空港に着いてからスムーズに飛行機に乗ることができて本当に感謝です。
この旅行を通じてガイドさん、ドライバーさん本当に親切な人ばかりで楽しい旅だったという思い出が残ったのもこの方たちのおかげだなと思いました。この旅行をアレンジして頂き、特にガイドさんドライバーさんの人選が素晴らしかったパーパスさんに感謝します。
超円安の状況で出費は多かったけど、このタイミングで計画を実行して正解だったと思います。最後にいろいろなところで関わった人にサンキュウ!メルシー!
イギリスでは、念願のローズガーデンをご堪能いただき、マナーハウス、シェイクスピアとイギリスならではの体験をされ、パリではモンサンミッシェルやルーブルをお楽しみいただき、盛り沢山のご旅行となりました。各ガイドさんにも恵まれ、思い出に残るご旅行となり、本当によかったです。