なんせ、相棒は身体障害あり杖歩行、そういう私も変形性股関節症となり、おっちら、えっちらの旅。健脚な姉夫婦がカバーしてくれるものの、企画段階から担当のYさんと相談させて頂き決行!
期間:2024年06月20日~2024年06月29日
ペンネーム:やたはあジジババ 様
GON-001742
なんせ、相棒は身体障害あり杖歩行、そういう私も変形性股関節症となり、おっちら、えっちらの旅。健脚な姉夫婦がカバーしてくれるものの、企画段階から担当のYさんと相談させて頂き決行!
まずはパリへ。脚が悪いからビジネスかプレミアムシートをと提案してもまあ、けちな夫(1番歩けないのに)は、エコノミー、デュアシートとし、「空港は車椅子アシスタント」をお願いしたお陰で広大なシャルル・ド・ゴールもスムーズに通過。
そして、英語通訳付きのドライバーがお迎え、雨煙るパリの街並み、モンマルトルの丘をドライブしてベルサイユ宮殿へとー。まあ、すごい人々。『アンブレラ!』の売り子を避けながら門をくぐり、チケット予約済みでスムーズに通過。車椅子も簡単に借りられてバロック建築の中を本物の絵画、絵画に圧倒されっぱなし。誰よりも興味深々の姉がまず、迷子!
それでも、先に出て門で待っているとお土産買ってちゃっかり現れた!一安心。
さて、ドライバーさんがパリのカフェ☕️に車を横付け、ガレットをいただくと大きいこと!
カフェはエスプレッソが出てくるので、必ず、ロングかアメリカンと伝えることを知る。カフェオレにすれば問題無し。
エッフェル搭は雨の中、それでもセーヌ川クルーズになると晴れ、オルセー、ルーブル、ノートルダム寺院が目の前を過ぎて行く!これぞパリだ。
お迎えの日本語通訳Mさんは、美術史を分かりやすく解説して下さりながら、ゆっくり徒歩でルーブルへ。車椅子で館内をスムーズに誘導して、モナリザ、ミロのヴィーナスなど目の前で堪能させてくださった。写真もパチパチ撮りまくることができる、これも目から鱗!!
さらに印象派150周年展のオルセー美術館へ。予約で簡単に入り、車椅子も借りられた。ルノアールからゴッホまで、これでもかと思うほど鑑賞でき、もう夢の世界!!
タクシーでリヨン駅へ。よく見てTGVに乗り込むと、新幹線よりも座席が広い!アヴィニヨンへまだ車窓からフランスを見る。
ちゃんと電車に乗れるか、ハラハラしながらも到着できた!旧市街のど真ん中にあるホテルはタクシーで行く。
チェックイン後、世界遺産の教皇庁へ散策しながら向かう。タブレット貸し出しされた。バーチャルで当時を再現されて日本語解説つき。しかし、石段を上り下りしながらの見学は大変で夫は途中からギブアップ。迷路の様な道を間違えて4人で迷子、親切な地元の人が案内してくださった。ホテル支配人のお勧めレストランでゆっくりと疲れを癒した。
日本語ドライバー葉子さんがベンツを巧みに運転して、今年は咲き遅れているラベンダーを探して案内して下さり、感謝。
お昼は、赤い村ルシオンのホテルで、ランチ。これまた、日本のホテルで働いていた若いご夫妻が経営していてたても優しいおもてなしだった。
ラベンダーミュージアムでは、ポプラやオイルをお土産に購入でき、これでお土産安心。
TGVと普通列車に乗ってモナコ駅に着くと、陽気なジェリーさんのお迎え、楽しいおしゃべりをしながらモナコ観光して、エザホテルへ。ホテルまでの階段は流石にきつかったがどうにか到着。
素敵なホテル、そして、地中海の絶景を望みながらのディナーはこれぞ、まさに最高の古稀のお祝いだ!
通訳のゆかりさんとジェリーさんのお迎えで先ずはヴァンスのロザリオ礼拝堂で、マチスの作品に感動し、サン・ポール・ド・ヴァンスとルノアールの暮らした家を周り、ニースのホテルへ。
ニースのシミエ地区にある古代ローマ時代遺跡のある公園を散歩してから、修道院で蝋燭を献灯して無事に旅行できたことへの感謝を捧げた。
シャガール美術館、さらに極め付けはピカソ美術館ヘと念願を達成できた。
夕方はちょっと冒険して、トラムやツクツクみたいなバイクに乗ってみた。
レストランは、かおりさんおすすめのプロヴァンスの赤ワイン仕込み、ドープ・ド・ニースサルで晩餐会。
3時45分にホテルにご夫妻がお迎えに来て下さり、6時発の飛行機でパリ、そして羽田へと無事に帰国できた。
身体にハンディがあっても歳をとっても、そしてフランス語がダメでも、簡単な英語が通じ、安心して行ける旅をコーデネートしてくださるパーパスジャパンさんに感謝です。また、行きたいな!
身体にハンディがあっても、歳をとっても、そしてフランス語がダメでも、安心して行ける旅行を。と、旅行記を送ってくださったことに感謝しております。きっと多くの方が勇気づけられると思います。ずっと思い出に残るような旅となることを願っております。