初めてのアイルランド旅
初めてのアイルランド旅、日数と行きたい場所と簡単な希望をかなりザックリとメールでパーパスジャパンさんに伝えると、それなりにザックリでも押さえるべきところは押さえられたプランが返信されてきました。ベルファストで3泊、ダブリンで3泊。あまり詰め込みたくなかったので自由度の高いプランでお願いしました。
初日は午後にダブリン空港到着後、すぐに高速バスでベルファストへ移動。猛暑の日本とは違いとても気持ちいい空気でワクワク感増しました。
ベルファスト2日目、今回のメインであるジャイアンツコーズウェイに行くバスツアーに参加。偶然にもその日は担当してくれたツアーガイドさんの最終日との事で、それを労う一体感が車内に生まれ、温かい雰囲気でした。
ベルファスト街中は晴れてましたが、バスが北へ進むにつれ曇り空と小雨。ドゥンルース城、ジャイアンツコーズウェイでは風があったので冬物の服で正解でした。
バスでは、途中通る場所にまつわる人や出来事を紹介してくれました。かつての紛争時期のことを歌った曲をかけてくれたりして印象に残りました♪
バスツアーの最後はベルファストのタイタニック蒸留所。ここではタイタニックミュージアム組と蒸留所組に分かれたのですが、大半がミュージアム組でした。私達は蒸留所を選んだ訳ではなかったのですが、パーパスジャパン伊藤さんの計らい?で蒸留所の方になっていました。これが思いの外良かったのです!恐らく自分達だけだと行かなかったかもしれない場所でした。
タイタニック蒸留所は去年復活したウィスキー蒸留所で、ベルファストのウィスキーの歴史や作り方などそこのガイドさんが面白く解説して下さり、最後には試飲も付いて、とてもご機嫌でツアーのフィニッシュを飾りました。
(ちなみに私達は翌日にもここへ行き、お土産を買いました)
夕方早めに街中に戻ったので、前日混んで入れなかったパブFibber Mageeに行き、アイリッシュ音楽の生演奏を聴きながらフィッシュ&チップスを食べました。
ベルファスト3日目、市内を走るバスでタイタニックミュージアムへ。船会社ができた歴史から沈没したタイタニック号の発見までの盛り沢山の内容で、大規模なミュージアムに圧倒されました。
4日目はダブリンへ高速バスで移動。昼過ぎに着いたので先に荷物だけホテルに置いて、ランチしてからトリニティカレッジへ。
今回2つ目の目的「ケルズの書」を見るべく、まずはツアーにその場でネット予約。予約時間まで少し時間があったので広くて綺麗な校内を見学しました。ここで学べる学生さん達が羨ましい、素敵な場所です。
趣味でカリグラフィーをやっている関係で「ケルズの書」はどうしても見てみたいと思っていたのです。ここもすごく充実した内容の展示がたくさんあり、本物を目の前にした時は興奮しました。
ロング・ルームの古図書も圧巻!ここにある図書が生まれてから現在に至るまでの時間と人の労力を想像するだけで、長い物語に吸い込まれたような気持ちになりました。
ダブリン2日目、まずホテルから徒歩で国立考古学博物館へ。紀元前から今に至るアイルランドにまつわる様々な展示があり、ケルト文化やヴァイキングの世界にもどっぷり浸れました。
考古学博物館の後はSt Stephen's Green公演を散策しながら聖パトリック大聖堂の方へ歩いて向かいました。お天気も良く、とても気持ちの良い公園で芝の上でお昼寝したい気分でした。
大聖堂では音声ガイド(英語)を聴きながら見学。観光客も多く、圧巻の大聖堂でした。
ダブリン3日目は、前日に予約しておいたギネスハウスストアへ。ギネスビールの世界一色の楽しいミュージアムでした。最後は最上階の展望バーでビールが飲めます。1階のショップも充実していて、いいお土産がたくさん買えました。
街中心に戻ってからはお土産を買うためにいくつかショップ巡り。途中Murphy’sというアイスクリームで休憩。アイルランドは乳製品がとても美味しい~
ダブリン最後の夜はMurray’s Barへ。お店には舞台スペースがあり、ライブ演奏やアイリッシュダンスの生パフォーマンスを楽しめます。事前に予約しておいたので、お店お勧めのビーフリブステーキもゆっくり美味しく頂き、とても思い出深い夜となりました。
初めて訪れたアイルランドは、とてもフレンドリーで思い描いていた通りの楽しい国でした。立地の良いホテルや無理のないプランをして頂いたお陰で安心して巡ることができました。
またいつか違う街や景色を見に必ず行きたいと思います。